びっしょり(読み)ビッショリ

デジタル大辞泉 「びっしょり」の意味・読み・例文・類語

びっしょり

[副]ひどくぬれるさま。「びっしょり(と)汗をかく」
[形動]に同じ。「雨でびっしょりになる」
[類語]びしょびしょびたびた・びしゃびしゃ・びちゃびちゃぐっしょりぐしょぐしょしっぽりしとどぐちょぐちょぐしゃぐしゃぐじゃぐじゃぐちゃぐちゃびしょ濡れぐしょ濡れずぶ濡れ濡れ鼠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びっしょり」の意味・読み・例文・類語

びっしょり

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① ひどく濡れるさま、ずぶ濡れになるさまを表わす語。
※俳諧・武玉川(1750‐76)四「みぞれにも雪にも黒い小袖着て びっしょりぬれたうへが念仏
青べか物語(1960)〈山本周五郎〉貝盗人「裸の太腿から脛へかけてびっしょり毛が生えているうえに」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)四「たばこ入も紙入もびっしょりじゃ」

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