デジタル大辞泉
「びたびた」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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びた‐びた
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① なまめかしく寄りそうさま、男女間の情がしつこいほど深いさまなどを表わす語。べたべた。
- [初出の実例]「けいせいにふらるるおとこあり。あたまから、びたびたさするおとこ有」(出典:評判記・難波鉦(1680)一)
- ② 物が気持のわるいほどぬれているさま、また、そういうものが触れ合うさまを表わす語。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 気持の悪いくらいぬれているさま。
- [初出の実例]「たださへ色の変った袢天がびたびたに濡れて」(出典:永日小品(1909)〈夏目漱石〉人間)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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