リューネブルガーハイデ(英語表記)Lüneburger Heide

デジタル大辞泉 「リューネブルガーハイデ」の意味・読み・例文・類語

リューネブルガー‐ハイデ(Lüneburger Heide)

ドイツ北部、ニーダーザクセン州北東部、エルベ川ウェーザー川アラー川に囲まれた荒地氷河堆積物砂地湿地エリカの群生地が広がり、一部牧羊農業が行われている。1921年に自然保護地域に指定された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リューネブルガーハイデ」の意味・わかりやすい解説

リューネブルガーハイデ
Lüneburger Heide

ドイツ北西部,ニーダーザクセン州,ハノーバー北方,アラー川とエルベ川の間にある氷期の堆積物でおおわれた荒地帯。石英の多い砂質土壌のため大部分ヒース灌木におおわれ,おもにヒツジが放牧されていたが,近年は耕地化や植林が進んだ。北部にはカシカバブナ,南部にはモミカラマツなどの森林が広がる。特産物はジャガイモ,クランベリー,蜂蜜など。「巨人の墓」と俗称される巨石文化時代の遺跡の多いことで知られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android