百科事典マイペディア 「上越[市]」の意味・わかりやすい解説 上越[市]【じょうえつ】 新潟県南西部の市。荒川下流部に位置し高田平野のほぼ全域のほか,東頸城(ひがしくびき)丘陵の西半を占める。1971年高田市と直江津市が合体して市制。高田は近世の城下町から発達,城跡公園,士族屋敷がいまも残り,商業地域的性格をもつ。直江津は荒川河口に臨んで直江津港があり,非鉄金属,鉄鋼,機械など大企業の集中する重化学工業の臨海工業地区をなす。北陸新幹線,信越本線,えちごトキめき鉄道,北陸自動車道が通じ,佐渡島との間に航路も通じる。高田と直江津の間の市街地も,商業施設などによって一帯化の傾向が見られ,県南西部の中心地として発展している。2005年1月東頸城郡安塚町,浦川原村,大島村,牧村,中頸城郡柿崎町,大潟町,吉川町,板倉町,清里村,頸城村,中郷村,三和村,西頸城郡名立町を編入。973.81km2。20万3899人(2010)。→関連項目御館の乱 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報