デジタル大辞泉
「信濃柿」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しなの‐がき【信濃柿】
〘名〙 カキノキ科の落葉高木。西アジアの原産と考えられ、古く中国から渡って主に信越・東北地方で栽培される。高さ六~九メートル。葉は互生し、柄をもち長楕円形で
両端がとがり、長さ六~一二センチメートル。表面は
光沢があり、
裏面には伏毛がある。
初夏、新枝の
葉腋(ようえき)に黄白色で先が四裂したつぼ状の花を開く。果実は長さ三~四センチメートルの長楕円形で黄色に熟し食すことができる。未熟の果実から渋をとるために栽植される。果実が
球形で大きく
種子の多いものを
マメガキといい、カキの台木などに用いる。漢名、君遷子。ぶどうがき。さるがき。
すずがき。《季・秋》
※俳諧・犬子集(1633)一「きそ初して
やいははん信濃柿」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
信濃柿 (シナノガキ)
学名:Diospyros japonica
植物。カキノキ科の落葉高木,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報