公安委員会(フランス)(読み)こうあんいいんかい

百科事典マイペディア 「公安委員会(フランス)」の意味・わかりやすい解説

公安委員会(フランス)【こうあんいいんかい】

フランス革命期の1793年,国民公会内に設けられた委員会行政監視促進のため一時的に設置されたが,ジロンド派追放後,山岳派左派が選出されるや次第権力を握り,ロベスピエール参加とともに恐怖政治中央機関となった。内部対立が激化し,1794年テルミドール9日を招き,権力は縮小され,1795年国民公会とともに消滅した。
→関連項目カルノーサン・ジュストストーカー規制法

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android