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ロラン ロラン Lorrain, Claude

14件 の用語解説(ロランの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロラン
ロラン
Lorrain, Claude

[生]1600. シャンパーニュ
[没]1682.11.23. ローマ
フランスで生れローマで活躍した画家。本名 Claude Gellée。ル・ローランまたはクロードとも呼ばれる。菓子職人の見習いとして 1613年ローマにおもむき,A.タッシの影響で画家に転向。

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ロラン
ロラン
Rolland, Romain

[生]1866.1.29. ニエーブル,クラムシー
[没]1944.12.30. ヨンヌ,ベズレー
フランスの小説家,劇作家。エコールノルマル・シュペリュール (高等師範学校) に学ぶ。民衆劇の理想を掲げて『7月 14日』 Le Quatorze-Juillet (1902) などの歴史劇を書いたのち,『ベートーベンの生涯』 Vie de Beethoven (03) などの理想を追求してやまぬ天才たちの伝記を発表,ある音楽家の生涯を描く大河小説ジャン=クリストフ』 Jean-Christophe (04~12) によって世界的な名声を得た。

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ロラン
ロラン
LORAN; long range navigation

パルス電波を利用する双曲線航法の一種で,広く現用されている長距離電波航法方式。「2定点からのパルス電波の到達時間差が一定となる点の軌跡は双曲線となる」という原理を利用するもので,たとえば,ロラン電波を発するA,Bの2局があって,A局を主局,B局を従局 (普通 300海里,約 556km離れて設置) とすれば,これを組局とし,受信機でその組局のパルスの時間差からロラン表またはロラン図を用いて海図上に位置の線としての双曲線がただ1本決定され,他の組局からのロラン位置の線が得られると,それらの交点として船位が求められる。

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デジタル大辞泉の解説

ロラン(Claude Lorrain)

[1600~1682]フランスの画家。生涯の大半をローマで送る。宗教的主題をもつ風景画を制作、外光と大気の微妙な変化を巧みに表現し、のちの風景画家に大きな影響を与えた。

ロラン(Romain Rolland)

[1866~1944]フランスの小説家・劇作家・批評家。人道主義理想主義の立場に立った作品を書くとともに、反戦平和運動を推進。1915年ノーベル文学賞受賞。小説「ジャン=クリストフ」「魅せられた魂」、戯曲「愛と死との戯れ」、伝記「ベートーベンの生涯」、評論「戦いを超えて」など。

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百科事典マイペディアの解説

ロラン

フランスの風景画家。シャンパーニュ地方シャアーニュ生れ。本名クロード・ジュレ。若くしてローマに行き風景画家アゴスティーノ・タッシ〔1565-1644〕に学び,一時フランスに帰ったが,1627年以後ローマに定住。
→関連項目エルスハイマーコンスタブルターナーベルネ

ロラン

フランスの上流夫人。典型的なパリのブルジョア家庭の出身で,豊かな才能に恵まれプルタルコスルソーに心酔。自宅に開いたサロンには多くのジロンド派の人びとが集まり,政治的影響力が大きかった。

ロラン

フランスの作家。高等師範学校,パリ大学で音楽史を教えながら文筆活動に入る。初めは戯曲で《ダントン》(1900年)ほかの革命劇など。演劇は力と光明を与える娯楽とする考え方は《民衆演劇論》にまとめられた。
→関連項目ジューブ人文主義新村猛豊島与志雄ヘッセ

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世界大百科事典 第2版の解説

ロラン【Claude Lorrain】

1600‐82
プッサンと並んで,フランス17世紀の古典主義風景画を完成した画家。別名クロード・ジュレClaude Gellée。後代のターナーや,イギリスロマン派印象派に多大な影響を与えた。ナンシー近く,シャマーニュの農家に生まれた。1612年に木彫家の兄に従ってドイツフライブルクに出る。13年ころローマに赴き,風景画家タッシAgostino Tassi(1580‐1644)のもとで,ついでナポリのドイツ人画家ワルスGoffredo Waelsのもとで,それぞれ絵画の手ほどきをうける。

ロラン【Romain Rolland】

1866‐1944
フランスの作家。ブルゴーニュ地方,クラムシーの中産階級の旧家に生まれる。エコール・ノルマルで歴史学を専攻。《リュリスカルラッティ以前のヨーロッパオペラの歴史》(1895)で文学博士号を取得。母校で芸術史を,次いでパリ大学で音楽史を教えた。文壇へは《狼》(1898),《ダントン》(1900),《7月14日》(1902)などの史劇作品でデビューしたが,これらの〈民衆演劇〉の試みは成功しなかった。〈英雄とは思想や力で勝利した者ではなく,心によって偉大であった者のことである〉という人道主義ヒロイズム観に立って《ベートーベン》(1903),《ミケランジェロ》(1906),《トルストイ》(1911)など一連の伝記を著した。

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大辞林 第三版の解説

ロラン【loran】

航法援助装置の一。また、それを用いた航法。二つの無線局からの電波を受信し、その到達時間の差を測定して現在位置を算出する。 → 双曲線航法

ロラン【Claude Lorrain】

1600~1682) 〔本名 Claude Gellée〕 フランスの画家。古代史や聖書を主題として、光と大気に注目した風景画を描いた。代表作「落日の港」

ロラン【Romain Rolland】

1866~1944) フランスの小説家・劇作家・思想家。平和主義者・ヒューマニストとして戦争・ファシズムとたたかった。長編「ジャン=クリストフ」「魅せられた魂」、戯曲「愛と死の戯れ」、伝記「ベートーベン」「ミケランジェロ」、エッセー「戦乱を超えて」

ロラン【loran】

〖long range navigation〗
ロラン

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世界大百科事典内のロランの言及

【フランス美術】より

…人間の心の微妙なゆらめきを,ひめやかな絹の手触りと薄暮の田園の哀愁をこめて描き出した洗練の極致ともいうべきワトーの作品を思い出してみれば,このことはおのずから明らかであろう。落日の一瞬の輝きを反射する水面の変化を捉えたクロード・ロランの海景や,あるいは大気と光の移り変りをそのまま画面に定着しようとした印象派の鋭敏な感覚も,その例証である。
[堅実な現実感覚]
 さらに,フランス美術の第4の特質として,その堅実な現実感覚を挙げなければならない。…

【ジャン・クリストフ】より

…フランスの作家R.ロランの長編小説。全10巻。…

【反ファシズム】より

…日独伊三国軍事同盟締結と大政翼賛会,大日本産業報国会の結成は,40年のことであったが,このときにはすでに反ファシズムの組織と言論は皆無に近かった。【鈴木 正節】
【国際的な反ファシズム文化運動】
 国際的な反ファシズム文化運動の先駆としては,反戦を掲げてロマン・ロランとバルビュスが呼びかけ,ゴーリキー,アインシュタイン,ドライサー,ドス・パソスらが発起人に名を連ねる,1932年8月アムステルダムの国際反戦大会に29ヵ国2200名を集め,翌年パリで第2回大会を開催した〈アムステルダム・プレイエル運動〉,フランスの急進社会党代議士ベルジュリが主唱し,J.R.ブロック,ビルドラックらの協力した33年5月結成の〈反ファシズム共同戦線〉,ジッド,マルローらによる〈革命作家芸術家協会〉の33年における反ファシズム運動などがあげられる。しかし,それが政治的立場を超えた知識人の統一運動として定着するのは,34年の2月6日事件をまたなければならない。…

【マイゼンブーク】より

…52年逮捕をのがれてイギリスへ亡命し,家庭教師として生計を立てるかたわら,ゲルツェンをはじめとする多数の亡命革命家たちと交際する。62年イギリスを去り,パリへ赴き,さらに晩年はイタリアに居住し,それらの地でR.ワーグナー,ニーチェ,ロマン・ロランらと親交,とりわけロランの若き日に多大な影響を与えた。自叙伝《一理想主義者の回想》(1876)ならびにロランとの往復書簡がとくに有名である。…

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