地鳴(読み)チメイ

デジタル大辞泉 「地鳴」の意味・読み・例文・類語

ち‐めい【地鳴】

地鳴じな」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地鳴」の意味・読み・例文・類語

じ‐なき ヂ‥【地鳴】

〘名〙 繁殖期の囀(さえず)りのはっきりしている小鳥が、繁殖期ではなく平常に出す鳴き声。ふつうは機械的な単音で、たとえば、ウグイスのチャッチャッという笹鳴きホオジロのチチッ、メジロチーなど。
百鬼園随筆(1933)〈内田百〉阿呆の鳥飼「鳥が〈略〉ちちと云ふ地鳴きをしながら」

じ‐なり ヂ‥【地鳴】

〘名〙 天変地異などで大地が揺れて鳴りひびくこと。また、その音。特に地震の際、震央近くで地震を感ずる前、または同時に種々の音響が起こること。地鳴だけで地震動を感じない場合もあるが、地震計には地動が記録されている。原因は可聴範囲内の振動数をもった地震動によって誘発された空気振動であると考えられている。鳴動地響き。〔和英語林集成初版)(1867)〕

ち‐めい【地鳴】

〘名〙 地震に伴って起こる音響。地震波中の短周期の震動が空気中に伝わって音として感じられる。じなり。

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