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地鳴り ジナリ

デジタル大辞泉の解説

じ‐なり〔ヂ‐〕【地鳴り】

地震などで地盤が振動して鳴り響くこと。また、その音。

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百科事典マイペディアの解説

地鳴り【じなり】

地震の際,土地の振動が空気に伝播し音響として聞こえるもの。地盤が堅固な岩石よりなる土地でよく聞かれる。

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世界大百科事典 第2版の解説

じなり【地鳴り subterranean rumbling】

地震や火山活動に関連して,地面の短周期の振動が空気に伝わり,音として聞こえることがある。これを地鳴りあるいは鳴動という。1965‐67年の松代群発地震や76‐80年の伊豆半島で頻発した群発地震の際にも地鳴りがあった。大地震の前に地震計では何も記録されていないのに地鳴りが聞こえたという報告があるが,おそらく通常の地震計では観測できないが,耳には聞こえる高周波地震動が発生しているためと思われ,最近これを観測するための高周波地震動の観測が試みられつつある。

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大辞林 第三版の解説

じなり【地鳴り】

浅発地震や火山活動などに伴って地面の振動が空気中に伝わり、音となって聞こえること。また、その音。鳴動。ちめい。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地鳴り
じなり

地震の振動が低い音として聞こえる現象。身体に感じないほど小さい地震でも、音だけが聞こえることがある。これは、地震の震源で発生した振動のうち、数十ヘルツ以上という周波数のものが地表に達して、空気中を伝わってくるものである。この帯域の周波数の振動は地下での減衰が大きいため、震源の浅い地震しか地鳴りを伴わない。また、地下構造や地形によって、地鳴りの聞こえやすい所と、まったく聞こえない所とがある。筑波山(つくばさん)(茨城県)付近は、普通は地下に隠れている基盤岩が地上に顔を出しているために、よく地鳴りが聞こえることで有名である。なお、大地震のときには各地で地鳴りを感じたという報告が多いが、これは建物や構造物がきしんだり、瓦(かわら)や家具が揺れたりする音であることが多い。[島村英紀]

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