デジタル大辞泉
「安閑」の意味・読み・例文・類語
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あん‐かん【安閑】
〘形動タリ・ナリ〙 (
現代では「と」を伴って副詞的に用いることが多い)
① のんびりとして静かなさま。安らかに静かに暮らすさま。
※
康富記‐応永二七年(1420)八月二七日「今日書
レ之、付
二進政所
一了。予安閑之間、詠
二一首
一」
※中華若木詩抄(1520頃)下「此の中の安閑なるには竹さへ煩になるぞ」 〔
欧陽修‐豊楽亭記〕
② 危急のことがあったりするのに、何もしないでぼんやりしているさま。なすこともなくぼんやりとして時を過ごすさま。
※
慶長見聞集(1614)四「ただあんかんと夜を明し日を暮し」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「安閑」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報