デジタル大辞泉
「尖鼠」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
とがり‐ねずみ【尖鼠】
〘名〙 食虫目トガリネズミ亜科の哺乳類の総称。体長五センチメートル前後と小さく、吻
(ふん)は長くとがり、耳介は小さく
毛皮に隠れ、
手足も小さい。体色は上面が暗い茶色ないし栗色で下面は淡いオリーブ色を帯びた
灰色。眼は小さくあまり見えず、
嗅覚と
触覚をたよりに草むらや落葉中で
昆虫や
ミミズなどを捕食する。北半球の寒冷地方を中心に分布し、日本では北海道に多く生息するが、
本州と四国では
高山にのみ生息する。日本には
シントウトガリネズミ(北海道、本州、四国)、
オオアシトガリネズミ(北海道のみ)などが分布する。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報