デジタル大辞泉
「最愛」の意味・読み・例文・類語
さい‐あい【最愛】
1 最も深く愛していること。「最愛のわが子」「最愛の妻を亡くす」
2 男女または夫婦の仲のよいこと。夫婦の間柄。
「―の中になりて師家といふ子産みて」〈愚管抄・五〉
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さい‐あい【最愛】
〘名〙
① 非常にかわいく思うこと。たいそう愛すること。また、そのもの。
※宇津保(970‐999頃)蔵開中「人の国にも、
さいあひの妻もたるにぞそ
しりとりたるめる」
※平松家本平家(13C前)一「入道相国〈略〉姉の義王を㝡愛して」
② 男女または夫婦が互いに親しみ睦むこと。また、その間柄。
※愚管抄(1220)五「
世間のゆゆしき
沙汰にて、最愛の中になりて、師家と云ふ子うみて」
※
御伽草子・さよひめ(室町時代物語集所収)(室町末)下「そののちさよひめは、
やまとの
こくしとさいあひして、御子あまたいでき給ふ」
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普及版 字通
「最愛」の読み・字形・画数・意味
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