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ポピュラー音楽 ポピュラーおんがくpopular music

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ポピュラー音楽
ポピュラーおんがく
popular music

大衆に親しまれている音楽。民俗音楽と芸術音楽の中間の広い領域にわたる。ローマ時代にすでにギリシア吟遊楽人や,シリアの踊り子,黒人の音楽家によるものや,劇場のヒット・ソングが流行したことがあり,中世にはヨーロッパ各地の吟遊楽人によって広められた。ドイツではギルドの集会所でのしろうとによる演奏などに用いられたが,19世紀以降,大都市の出現によりミュージック・ホールや軽演劇場とともに発展した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ポピュラーおんがく【ポピュラー音楽 popular music】

大衆音楽もしくは通俗音楽を指す。欧米でも日本でも,音楽をクラシック(芸術音楽,シリアス・ミュージック)とポピュラーに二分したり,クラシックとポピュラーと民俗音楽に三分したりするのは広く行われている。クラシックが,規模が大きく変化に富んだ劇的な表現様式を備え,高度な精神性を内包するものと見られているのに対し,ポピュラーは,民衆の日常生活の中にある喜怒哀楽を直截に表現する娯楽性の強い音楽であり,ダンス音楽としての実用性を備えるなど,その享受のされ方も日常生活の中に深く溶け込んでいる。

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世界大百科事典内のポピュラー音楽の言及

【軽音楽】より

…本来はクラシック音楽の中の通俗的な小品を指す〈セミ・クラシック〉とほぼ同義語であったが,日本では,クラシック以外の大衆音楽を指す言葉として1935年ごろから使われるようになった。しかし戦後は,NHK内部などごく一部を除いては使われなくなり,現在では〈ポピュラー音楽〉という語がそれに代わっている。【中村 とうよう】。…

【民謡】より

…ヨーロッパやアメリカ,カナダで,民謡や民俗音楽という言葉がよく使われているのは,こうした社会層の違いによる複数の音楽ジャンルがあって,それらを区別するのに便利だからである。とくに北アメリカでは芸術音楽と民俗音楽の区別だけでなく,都市と大衆とマス・メディアに結びついたポピュラー音楽,それにアメリカ・インディアンに代表される小規模の民族のもつ部族音楽tribal musicの間の区別も用いる必要が出てきている。しかし,この種の社会層の区別がなかったり,あるいは,区別はあっても,それぞれが固有の音楽ジャンルをもたない場合には,その文化に対して民俗音楽という用語を適用することは無意味である。…

※「ポピュラー音楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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