案山吉道(読み)あんざん きつどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「案山吉道」の解説

案山吉道 あんざん-きつどう

1608-1677 江戸時代前期の僧。
慶長13年生まれ。曹洞宗(そうとうしゅう)保福寺の建州隣道のもとで出家,ついで万安(ばんなん)英種,鉄心道印に師事黄檗(おうばく)宗の即非如一(そくひ-にょいち)や木庵性瑫(もくあん-しょうとう)にも師事。草庵(そうあん)をむすび各地を遍歴,木曾山中では山賊を改心させたという。富士山の岩あなで座禅をくみ延宝5年8月15日死去。70歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。俗姓藤本

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android