出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
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…その後,第2次大戦の終りまで結核は30年近くも他の病気に比べて圧倒的に高い死亡率を示していた。このような結核の感染の防止を目的として,19年,結核予防法が制定された。しかし戦後,結核に有効な化学療法が開発されたのを契機として,51年に改めて結核予防法が制定され,BCG接種による予防,胸部X線間接撮影による患者発見,さらに化学療法による治療をあわせて,予防,患者発見,治療と一貫した結核対策が確立され,その後の30年間には結核事情は著しく改善された。…
※「結核予防法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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