習礼(読み)シュウライ

デジタル大辞泉 「習礼」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らい〔シフ‐〕【習礼】

重要な儀式の前に予行をすること。
白馬あをうま節会の―ありけり」〈著聞集・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「習礼」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐らい シフ‥【習礼】

〘名〙 (「らい」は「礼」の呉音)
① 儀式の行なわれる前に、係の役人などがその礼式を予行すること。大儀練習をすること。→しゅらい
※儀式(872)六「前四日式部丞録率史生省掌等八省院標并習礼」
礼儀作法をならうこと。しゅうれい。
随筆貞丈雑記(1784頃)一「習礼(シウライ)と云はしつけ方を習ふ事也」

しゅ‐らい【習礼】

〘名〙 (「らい」は「礼」の呉音) 仏語法令の儀式作法を予習すること。それぞれの役分による衆僧進退梵唄(ぼんばい)などを練習すること。→しゅうらい
大乗院寺社雑事記‐応仁二年(1468)一二月一三日「於講堂習礼在之」

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普及版 字通 「習礼」の読み・字形・画数・意味

【習礼】しゆうれい

作法を稽古する。

字通「習」の項目を見る

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