デジタル大辞泉
「胸臆」の意味・読み・例文・類語
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きょう‐おく【胸臆】
〘名〙
① 胸。胸部。
② 心。また、心の中。胸中。
※本朝文粋(1060頃)八・消洒雪中天詩序〈
藤原篤茂〉「積
二思於胸臆之中
一。極
二筆於烟霞之表
一」 〔
蘇舜欽‐過濠梁別王原叔詩〕
く‐おく【胸臆】
〘名〙 あて推量すること。転じて、あいまいでいい加減な考えや
ことばをいう。
※鹿島大禰宜家文書‐安貞二年(1228)五月一九日・関東下知状「以二胸臆之詞一、輙不レ足二信用一矣」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「胸臆」の読み・字形・画数・意味
【胸臆】きようおく
むね。心の中。〔淮南子、俶真訓〕炎火洪水の天下に彌靡(びび)するりと雖も、(心)は胸臆の中に虧缺(きけつ)すること無し。字通「胸」の項目を見る。
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