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《青草》 あおくさ

世界大百科事典内の《青草》の言及

【近松秋江】より

…1901年ころから《読売新聞》などに文芸批評を書き,《文壇無駄話》(1910)としてまとめるなど,まず評論家として認められたが,10年には《別れたる妻に送る手紙》を発表して,小説家としての地位をも築いた。そして,この続編である《執着》《疑惑》(ともに1913)などの作品を発表したのち,大阪や京都の遊女との愛欲生活を描いた《青草》(1914)や《黒髪》(1922)などの作品を発表して,情痴文学の極致を示したが,22年に猪瀬イチと結婚して子どもができると,愛欲生活から足を洗い,《子の愛の為に》(1924)などの作品を発表した。ほかに,《舞鶴心中》(1915)などの情話物や,《農村行》(1926)や《水野越前守》(1931)などの社会小説・歴史小説があるが,しかし,秋江文学の本領は,いうまでもなく,愛欲生活を描いた私(わたくし)小説にある。…

※「《青草》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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