アサツーディ・ケイ

共同通信ニュース用語解説 「アサツーディ・ケイ」の解説

アサツーディ・ケイ

東京本社を置く広告会社で、電通博報堂に次ぐ業界3位。雑誌広告主体に1956年設立された旭通信社が99年に第一企画と合併して誕生した。「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」などのアニメ番組の企画・制作にも携わった。2016年12月期の連結決算売上高が3526億円、純利益は23億円。米国香港中国などにグループ会社を持つ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アサツーディ・ケイ」の意味・わかりやすい解説

アサツー ディ・ケイ
ASATSU-DK INC.

広告会社。1956年旭通信社として設立。1984年アメリカ合衆国の BBDOと資本業務提携。1998年 BBDOとの提携を解消し,イギリスの WPPと資本業務提携。1999年第一企画と合併し現社名となる。2017年アメリカの投資会社ベインキャピタルの傘下に入り,WPPとの提携を解消した。まんがテレビアニメーション化を企画し商品化権を取得するなど,アニメーションに強いことで知られる。マーケティングと広告企画の連動性に重点をおくほか,文化・スポーツイベントにも力を入れている。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「アサツーディ・ケイ」の解説

アサツー ディ・ケイ

正式社名「株式会社アサツー ディ・ケイ」。英文社名「ASATSU-DK INC.」。サービス業。昭和31年(1956)「株式会社旭通信社」設立。平成11年(1999)「第一企画株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は東京都中央区築地。広告代理店。テレビのアニメーション企画に実績。世界3大広告代理店グループのひとつ英WPPグループと資本・業務提携関係。海外市場にも展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード9747。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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