翻訳|aspic
肉汁にゼラチンを入れ、ゼリー状にしたもの。冷製料理に用いられる。語源はギリシア語のaspisで、本来の意味は肉ゼリーである。多くはアスピックゼリーと称している。作り方は、透明な肉汁、コンソメ、ブイヨンなどにゼラチンを入れ、アスピックゼリー液をつくり、冷やし固める。用途はいろいろある。
(1)野菜料理、卵料理、魚料理、肉料理などに、アスピックゼリーをかけ、冷やし固めるために用いられる。
(2)堅めのアスピックゼリーをそのまま角切り、せん切りなどにして、肉料理の上やわきに飾りとして置く。またゼラチン入り白ソース、そのほかのソースを料理にかけて固め、ソースに光沢を出すためにも使用される。
(3)料理に味つけしたのち、ゼラチン入りソースをかけて冷やし固め、この表面に、花模様などのデコレーションをして、さらにその上にアスピックゼリーをかけて光沢を出す。パーティーや来客料理に利用され、応用面は広い。
[小林文子]
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…寒天は酸にあうと固まりにくく,かつ透明感,弾力性に欠けるが,一度ゼリー化すると比較的高温(70~80℃)でも融解しない利点がある。 甘味のないゼリーやゼリー寄せはアスピックaspicともいう。肉,魚などでとった澄んだだし汁を調味して,これにゼラチンを加えてそのまま固めたものは,小さなさいの目に切って付合せに用いることが多い。…
※「アスピック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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