現代外国人名録2016 「アルナルドポモドーロ」の解説
アルナルド ポモドーロ
Arnaldo Pomodoro
- 職業・肩書
- 彫刻家,舞台美術家
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1926年6月23日
- 出生地
- モルチアーノ
- 受賞
- ベネチア・ビエンナーレ展イタリア彫刻賞〔1964年〕,ヘンリー・ムーア大賞(第2回,彫刻の森美術館)〔1981年〕「球体をもった球体」,世界文化賞(第2回)〔1990年〕,イタリア文化相メダル〔2005年〕,グリエルモ・マルコーニ賞〔2006年〕,ISC生涯功労賞〔2008年〕
- 経歴
- 1934年リミニに移り、技術専門学校で建築を学ぶ。その後彫刻に転向。’54年ミラノに出てフォンタナらと親交を結び、弟ジオと2人展開催。ジョルジオ・ペリフェッティを加えてグループ3Pを結成した。’56年ストラヴィンスキー「火の鳥」をテーマにした舞台美術コンクールに優勝。’59年米国に留学、’60年ドラツィオ、フォンタナ、弟ジオらとニューヨーク在住イタリア美術家展「コンティヌイタ」を組織。’50年代からミラノ・トリエンナーレ、ベネチア・ビエンナーレ、カッセル・ドクメンタなど主要な国際美術展で受賞を重ね、30代で国際的評価を確立した。抽象彫刻の分野で戦後世界的に最も活躍した芸術家の一人。作品は球体、円盤、円柱などのシリーズが有名で、代表作は「球体」(’62年)、「旅人の柱」(’64年)など。’94年日本で初の本格的回顧展開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報