イスタンブール考古学博物館(読み)イスタンブールこうこがくはくぶつかん(その他表記)Istanbul Arkeoloji Müzeleri

改訂新版 世界大百科事典 の解説

イスタンブール考古学博物館 (イスタンブールこうこがくはくぶつかん)
Istanbul Arkeoloji Müzeleri

トルコのイスタンブール,ハギア・ソフィアとトプカプ宮殿の間に位置し,以前の王宮敷地内にある。1840年代以来オスマン・トルコの領土で発見された古代美術品を中心にコレクションが形成され,69年,オスマン・トルコの帝国博物館,92年に国立博物館となる。おもな収蔵品は,〈アレクサンドロス大王の石棺〉〈泣女の石棺〉のほか,エフェソス,イズミル,ミュラサなどからの出土品のようにシリア,パレスティナ,トルコ出土のギリシア・ローマ時代の美術考古品,ビザンティン時代の彫刻と建築装飾,シュメールからパルティアに至る古代オリエントの美術品がある。この博物館は上記石棺を含むヘレニズム・ローマ時代の,特に彫刻に特徴を有し,その分野においてはバチカン美術館,ルーブル美術館,大英博物館と並び,世界でも最も重要なコレクションを構成している。
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関連語 青柳

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

イスタンブール考古学博物館
イスタンブールこうこがくはくぶつかん
İstanbul Arkeoloji Müzeleri

トルコ,イスタンブールにある博物館。1846年創設され,1875年に公開された。陸軍元帥アフマド・パサによって収集が開始され,かつてのオスマン帝国領土内の出土品を中心に陳列している。シュメール,アッカド,ヒッタイト,アッシリア,エジプト,ウラルトゥ,ギリシア,ローマ,ビザンチン時代の遺品や 4万5000冊の書籍を収蔵。シュメール時代の粘土板文書,ビザンチン時代の碑文,銘文などの史料も多い。

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