ウエルト(英語表記)Die Welt

デジタル大辞泉 「ウエルト」の意味・読み・例文・類語

ウエルト(welt)

ゴム編みの端の止め編み。
婦人用長靴下の上部二重合わせになっている部分
衣服のへりや端につける細い当て布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ウエルト」の意味・読み・例文・類語

ウエルト

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] welt )
  2. ゴム編みの端の止め編みのこと。
  3. 女性用ストッキングの上部の二重あわせになっている部分。
  4. 衣服のへり、端に補強のためにつけられる細い当て布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ウエルト」の意味・わかりやすい解説

ウェルト
Die Welt

ドイツの高級全国紙の一つ。題号は〈世界〉の意味。1946年4月,西ドイツを分割占領したイギリス軍により,週2回刊としてハンブルク創刊。49年には発行部数100万を超え,日刊となったが,のち部数を失う。53年9月シュプリンガーに買いとられ,以後,西ドイツ最大のマスコミ・グループであるシュプリンガー・コンツェルンの中心メディアに位置した。反共,ドイツ再統一の立場をかかげ,W.ブラント首相時代(1969-74)のソ連との融和政策を批判するなど,保守的な論調で知られた。取材範囲の広さは国際的に定評があり,現在全世界で読まれている。75年以来の編集の拠点を,95年5月末にボンからベルリンに移した。印刷発行はベルリンとハンブルクで行われている。発行部数は20万2000,日曜版は37万4000(1995)。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウエルト」の意味・わかりやすい解説

ウェルト
Die Welt

ドイツの有力新聞。第2次世界大戦後の 1946年,イギリス占領軍がハンブルクで発行していた同名の新聞を,占領終結直後の 1950年ウェルト財団基金とシュプリンガー・コンツェルンが買取り,発行を続けた。ドイツのマスコミ界最大のコンツェルンであるシュプリンガーの中心メディアであり,新興紙にもかかわらずいまでは『フランクフルター・アルゲマイネ』と並ぶドイツ新聞界の双璧である。『アルゲマイネ』に比べると派手で大衆向けである。本社はハンブルク。発行部数月~金曜朝刊 30万 4400,土曜版 33万 7300 (1997) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android