うとうと(読み)ウトウト

デジタル大辞泉 「うとうと」の意味・読み・例文・類語

うと‐うと

[副](スル)眠けを催して浅い眠りに落ちるさま。「仕事中についうとうとしてしまった」
[類語]ぐうぐうぐっすり昏昏ぐうすかすうすうすやすやうつらうつらこっくりこっくりうつうつこくりこっくりとろとろとろんとろり夢うつつ夢心地

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精選版 日本国語大辞典 「うとうと」の意味・読み・例文・類語

うと‐うと

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合が多い ) 眠気を催すさま。また、眠りの浅いさまにいう。とろとろ。うつらうつら。
    1. [初出の実例]「うとうとと寐起ながらに湯をわかす〈胡及〉」(出典:俳諧・曠野(1689)員外)
    2. 「労(つか)れてついうとうとすると」(出典:生(1908)〈田山花袋〉二六)

うと‐うと

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合もある ) 歩行などのおぼつかないさまにいう。たどたどしく。
    1. [初出の実例]「うとうとありく春日野の里 座頭の坊三笠に杖をくくり付〈慶友〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)

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