エスキシェヒル
Eskisehir
トルコ中央西部の都市で,同名県の県都。アンカラの西方約 200kmに位置する。古代フリュギア王国の都市跡に近いと考えられているが,現在の地はビザンチン時代に温泉地の周辺居住地として建てられたのが始りとされ,13世紀の終り近くにオスマン帝国の支配下に入った。 19世紀後期に鉄道が敷かれ,20世紀初頭にオスマン帝国のヨーロッパ地域から移民が入植して発展した。トルコ語で「古い都市」を意味する市名に反して,市街の大部分はトルコ独立戦争 (1919~22) 中に破壊され,再建された新しい町である。国内最大の工業地帯の一つで,砂糖,織物,煉瓦,セメント,化学薬品,鉄道車両,農業機械を生産しており,航空機の工場もある。人口 41万 3082 (1990) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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エスキシェヒル
えすきしぇひる
Eskişehir
トルコの小アジア半島北西内陸部にある都市。エスキシェヒル県の県都。サカルヤ川の支流ポルスク川に臨む。人口48万2793(2000)。イスタンブール、アンカラ、コンヤなどに通じる交通の要衝で、兵器、電気機器、鉄道車両工業などが発達する。パイプの材料となる海泡石の産地としても知られる。古代はドリレウムとよばれ、フリジア地方の中心都市であった。ビザンティン帝国時代に大いに繁栄した。エスキシェヒルとは「古い町」の意である。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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「エスキシェヒル」の意味・わかりやすい解説
エスキシェヒル
トルコ西部の同名県の主都。海泡石,クロムを産する。交通の要地で,精糖,セメント,タイル,航空機,車両修理,農機具などの工業が行われる。綿製品の製造も盛ん。65万9924人(2012)。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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