デジタル大辞泉 「エルブロンク」の意味・読み・例文・類語 エルブロンク(Elbląg) ポーランド北部、バルト海に注ぐビスワ川下流部のデルタに位置する。13世紀にドイツ騎士団によって建設され、ハンザ同盟加盟後に商都となった。プロシア領、ドイツ領を経て、第二次大戦後にポーランド領。各種機械工業が発達。エルブロング。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「エルブロンク」の意味・わかりやすい解説 エルブロンクElbląg ポーランド北部,バルト海に臨む同名県の県都。人口12万7732(2004)。ビスワ河口右岸のデルタに発達した都市で,エルブロンク運河によってマズーリ地方と結ばれる。1246年建設の古い都市で,ハンザ同盟の重要な商業都市であった。1772年のポーランド分割以降,プロイセン領やドイツ領となったが,1945年2月,ソ連軍およびポーランド軍が占領した。現在は機械工業を中心に蒸気タービン,船舶部品,自動車部品を生産する。執筆者:山本 茂 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルブロンク」の意味・わかりやすい解説 エルブロンクElbląg ポーランド北部,ワルミンスコ・マズルスキェ県の都市。ドイツ語ではエルビング Elbing。ウィスワ川河口に近い港湾都市。13世紀にドイツ騎士団によって建設され,1466年から 1772年までポーランド領。16世紀に海港として発展を遂げた。1772年以降プロシアの支配下にあり,1945年解放され,ポーランド領となる。冶金,重工業(タービンなど),製材,醸造などの工業が発達。人口 12万8134(2002)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by