20世紀西洋人名事典 の解説
エーリヒ・マリーア レマルク
Erich Maria Remarque
1898.6.22 - 1970.9.25
米国の作家。
オスナブリュック(ドイツ)生まれ。
本名Remark。
当初は、音楽家を志すが、師範学校在学中の1916年、第一次世界大戦で志願兵として出征、負傷する。戦後は小学校の教師や商人、雑誌編集者など職業を転々とし、’29年長編小説「西部戦線異状なし」(’29年)で名声を得る。’33年著書が焚書の処分を受け、’38年には市民権を奪われ、’39年ニューヨークへ渡り、市民権を取得。その他の作品に「凱旋門」(’46年)、「愛する時と死する時」(’54年)、「リスボンの夜」(’63年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報