日本大百科全書(ニッポニカ) 「オオバタン」の意味・わかりやすい解説 オオバタンおおばたん / 大巴旦salmon-crested cockatoo[学] Cacatua moluccensis 鳥綱オウム目オウム科の鳥。インドネシア、南モルッカ諸島、とくにセラム島に多い。白色オウムに属する大形種で翼長約30センチメートルにも達する。全身にサーモンピンク(トキ色)を帯び、円い羽冠は赤みが濃くトキサカオウムの別名がある。飼い鳥として、じょうぶで長寿なだけでなく人語もまねる。大声を発し、嘴(くちばし)は強力で、ヤシの若木をかじり水分を飲む。[黒田長久][参照項目] | オウム 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例