普及版 字通 「おとく」の読み・字形・画数・意味 【汚】お(を)とく 小さなどぶ。漢・賈誼〔屈原を弔ふ文〕彼の常の汚、豈に能く夫(か)の舟の魚を容れんや。江湖に(よこ)たふの鯨(せんげい)、固(もと)より將(まさ)に螻蟻(ろうぎ)に制せられんとす。字通「汚」の項目を見る。 【】おとく 小みぞ。字通「」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「おとく」の意味・わかりやすい解説 オトクotok モンゴルの社会集団の名称。内外モンゴルのほか,ジュンガル,ブリヤートにも見られた。オトクは,文献上は15世紀ころから現れ,しだいにモンゴル社会の基本集団になり,16世紀前後には,いわゆる万戸(トゥメン)を構成する主要な単位となった。オトクは,氏族,部族,その他に由来する種々の名称を持っていたが,血縁集団ではなく,地縁集団であった。内外モンゴルにおけるオトクは,清朝の支配が及ぶにつれ,旗(ホシュン)に再編成され,特殊なものを除いて消滅した。執筆者:森川 哲雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by