デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「かしく」の解説 かしく ?-1749 江戸時代中期の遊女。大坂北新地で美貌でならし,武士に身請けされた。日ごろから大酒をのみ,寛延2年兄の吉兵衛を酒乱のはて殺害。同年3月18日市中引き回しのうえ千日寺で獄門にかけられた。この事件は1週間後に,浅田一鳥らによって浄瑠璃(じょうるり)「八重霞浪花浜荻」に脚色されて豊竹座で興行され,評判となった。身請け後の名は八重。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「かしく」の解説 かしく(通称)かしく 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題散書仇名かしく など初演文化9.6(江戸・市村座) かしくかしく 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演安永6(江戸・中村座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報