普及版 字通 の解説
6画
[字訓] よもぎ・もぐさ・やしなう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は乂(がい)。〔説文〕一下に「冰臺なり」とあり、氷をレンズとして(もぐさ)に火を取ることをいう。その草はよもぎ。晋の張華の〔博物志、戯術〕にその法がしるされている。
[訓義]
1. よもぎ、よもぎいろ。
2. もぐさ。
3. 年老いて髪が色となることから、としより、たける、ひさしい。
4. やしなう。
5. 乂・刈と通じ、かる、きる、たつ。また、かま。
6. 乂と通じ、おさめる。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 與毛岐(よもぎ) 〔名義抄〕 ヨモギ・ヤイクサ・ヤシナフ・ミル・ナガシ・ヌク・タク・ヒサシ・カズ・カル・タエヌ
[熟語]
安▶・衣▶・怨▶・▶・▶・褐▶・耆▶・気▶・虎▶・康▶・▶・▶・殺▶・者▶・▶・酒▶・▶・色▶・人▶・絶▶・壮▶・草▶・年▶・納▶・焙▶・髪▶・畢▶・▶・符▶・服▶・餠▶・命▶・養▶・老▶
[下接語]
火・・耆・薫・・虎・好・槁・・采・芝・嗜・・・秀・俊・初・鋤・少・焼・・針・鍼・創・長・童・年・沛・燔・・保・・・野・薬・幼・蘭・老
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報