がらがら蛇(読み)ガラガラヘビ

デジタル大辞泉 「がらがら蛇」の意味・読み・例文・類語

がらがら‐へび【がらがら蛇】

クサリヘビ科の爬虫はちゅう類。体長約2メートルの毒蛇尾端に、脱皮の際に生じる角質の環が連なり、興奮すると激しく振って音を発する。カナダ南部から南アメリカ中部にかけて分布響尾蛇きょうびだ
[類語]くちなわ長虫大蛇だいじゃ大蛇おろちうわばみ毒蛇錦蛇青大将縞蛇ヤマカガシ波布コブラ海蛇盲蛇

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精選版 日本国語大辞典 「がらがら蛇」の意味・読み・例文・類語

がらがら‐へび【がらがら蛇】

  1. 〘 名詞 〙 クサリヘビ科のマムシ亜科に属する毒ヘビの一部の総称。頭は三角形にふくれ、太い体形をしている。尾端に、脱皮の際にできた輪状の角質物が普通数個連なっており、振るとジャーッというテンプラを揚げるときのような音をたてる。南北両アメリカに分布し、体長約二・四メートルになるダイヤガラガラヘビ、体長約五〇センチメートルになるヒメガラガラヘビなどがある。草むらや砂地にすみ、ウサギネズミなどを主食とする。ほとんどが猛毒を持ち、かまれると死亡することがある。きょうびだ。すずへび。

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