ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガルダ」の意味・わかりやすい解説 ガルダGaruḍa インド神話に現れる巨大な鳥の名。鳥族の首長で,へび族 (→ナーガ ) の敵。伝説によれば,ガルダは母親がへび族にはずかしめられたのを恨み,それ以来,へびたちを食べるようになったといわれる。ビシュヌ神の乗物。仏教にも取入れられ,迦楼羅 (かるら) と音写,金翅鳥 (こんじちょう) と漢訳され,仏法を守護する八部衆の一つとされる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報