キャッチ

デジタル大辞泉 「キャッチ」の意味・読み・例文・類語

キャッチ(catch)

[名](スル)
捕らえること。捕捉ほそく。「情報キャッチする」
球技で、ボールを捕らえること。捕球
水泳漕艇そうていで、水をうまくとらえること。
《「キャッチャー」から》野球で、捕手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「キャッチ」の意味・読み・例文・類語

キャッチ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] catch )
  2. ( ━する ) (電波、情報などを)とらえること。つかまえること。〔アルス新語辞典(1930)〕
    1. [初出の実例]「正確なその情報をキャッチしようと努める」(出典:絶壁(1949)〈井上友一郎〉一)
  3. ( ━する ) 球技でボールを捕えること。または受けること。
    1. [初出の実例]「球のキャッチが巧みであって」(出典:日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉白金・駒場の対戦)
  4. ( ━する ) 漕艇(そうてい)や水泳で、ストロークのためにオールや腕で水をよくとらえること。
  5. キャッチャー」の略。
    1. [初出の実例]「原語で『キャッチャー』(Catcher)と云ひ、略して『キャッチ』と呼び」(出典:新式ベースボール術(1898)〈高橋雄次郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キャッチ」の意味・わかりやすい解説

キャッチ
catch

17~18世紀に流行したイギリスの3声またはそれ以上の声部輪唱歌詞内容は滑稽なものや,卑俗なものが多く,その最初の例は歌曲集『パメリア』 Pammelia (1609) にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキャッチの言及

【輪唱】より

…多声部歌唱の一つで,ラウンドroundやキャッチcatch,中世のロータrotaのように循環や車輪を連想させる歌唱をいう。一つの声部が歌い出すと他の声部が同じ旋律を一定の間隔だけ遅れて追いかけて歌う。…

※「キャッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android