現代外国人名録2016 「キャメロンカーペンター」の解説
キャメロン カーペンター
Cameron Carpenter
- 職業・肩書
- オルガン奏者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1981年
- 出生地
- ペンシルベニア州
- 学歴
- ジュリアード音楽学校〔2006年〕修士課程修了
- 経歴
- 11歳でバッハ「平均律クラヴィーア曲集」を弾きこなし、1992年アメリカ少年合唱団にボーイ・ソプラノとして入団。この頃から作曲も手がけ、’93年にはラドヤード・キプリング「ジャングル・ブック」の一節による声楽とオーケストラのためのカンタータを作曲。ノースカロライナ芸術高校では管弦楽法と管弦楽作品の作曲を学び、100曲以上の名曲をオルガン用に編曲した。2000年ジュリアード音楽学校に入学後は、歌曲を作曲したほか、多くのピアノ作品をオルガン用に編曲。2003年には管弦楽、合唱、オンド・マルトノのための交響詩「バクダッドの子供」を作曲した。2006年ジュリアード音楽学校で修士号を取得後、オルガン奏者として世界ツアーを行い、デビュー作「革命〜レヴォリューショナリー」ではデジタルパイプオルガンでレコーディングするなど話題を呼ぶ。2013年アルバム「革命★ミラクル・オルガン・イリュージョン」で日本デビューし、東京・赤坂のサントリーホール大ホールで初来日公演を開催。オルガンの常識を打ち破る超人的なテクニックと眩いばかりのステージ演出、パンクロック風のメイクや絢爛な衣装など強烈な個性で世界を席巻する。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報