きょうぜん

精選版 日本国語大辞典 「きょうぜん」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぜんケウ‥然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 大きいさま。
    1. [初出の実例]「還愧然腹、漫当長者憐」(出典:六如庵詩鈔‐初編(1783)二・謝源子続恵米)
    2. 「已でに(ケウゼン)たり陽虎が所謂為仁不富とは正さに此輩境界に切当すと謂ふ可きなり」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「きょうぜん」の読み・字形・画数・意味

然】きよう(けふ)ぜん

満足する。魏・康〔養生論を難ずるに答ふ(こころ)足るは、畝(けんぽ)にし、(かつ)を被(き)(まめ)を啜(すす)ると雖も、豈に自得せざらんや。足らずとするは、ふに天下を以てし、委するに物を以てすと雖も、ほ未だ然たらず。

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然】きよう(けう)ぜん

白いさま。潔白なさま。〔後漢書、楽伝〕弟子皆關(つうくわん)(犯人関係がある)を以てせらる。獨り然として法に(けが)されず。篤志にして名儒と爲れり。

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然】きよう(けう)ぜん

大声をあげて泣くさま。〔公羊伝、昭二十五年〕(昭公将(まさ)に季氏に(しい)せられんとす)昭是(ここ)に於て然として哭す。大夫も皆哭す。

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然】きようぜん

明らか。

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【嬌】きようぜん

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然】きようぜん

強い。

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然】きようぜん

音。

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