現代外国人名録2016 「キーファーサザーランド」の解説
キーファー サザーランド
Kiefer Sutherland
- 職業・肩書
- 俳優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1966年12月21日
- 出生地
- 英国ロンドン
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞(テレビドラマ男優賞,第59回,2001年度)〔2002年〕「24 TWENTY FOUR」,エミー賞(ドラマシリーズ部門主演男優賞,第58回)〔2006年〕「24」
- 経歴
- 俳優のドナルド・サザーランド、女優のシャーリー・ジーン・ダグラスとの間に生まれる。4歳の時に両親が離婚。幼い頃からロサンゼルスで舞台やテレビに出演し演技を磨く。1983年父と共演した「ニール・サイモンのキャッシュマン」で映画デビュー。「スタンド・バイ・ミー」(’86年)で主人公の4人組をいじめる青年の役を演じ、若き実力派として注目を集める。’93年の「要塞監獄/プリズナー107」では主演のみならず監督業に進出。「気まぐれな狂気」(’97年)でも監督兼主演を務めた。2001年よりテレビシリーズ「24 TWENTY FOUR」にテロ対策ユニット(CTU)のジャック・バウアー捜査官役で主演。24時間の出来事を1話1時間の全24回に分け、リアルタイムで描く斬新な手法で話題を呼んだ同作品は、全米で一大ブームを巻き起こした。2002年同作品でゴールデン・グローブ賞テレビシリーズ部門の主演男優賞を受賞。「24」シリーズは第8シーズンまで続き、米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞で計68もの賞に輝く。他の映画出演作に、「ベイ・ボーイ」(1984年)、「ロンリー・ブラッド」(’85年)、「ロストボーイ」(’87年)、「ヤングガン」(’88年)、「フラットライナーズ」(’90年)、「ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間」(’92年)、「三銃士」(’93年)、「評決のとき」(’96年)、「ダークシティ」(’98年)、「バロウズの妻」(2000年)、「エンド・オブ・オール・ウォーズ」(2001年)、「フォーン・ブース」(2002年)、「テイキング・ライブス」(2004年)、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」(2006年)、「ミラーズ」(2008年)など。1991年映画「フラットライナーズ」で共演したジュリア・ロバーツと婚約したが、挙式3日前に婚約が破棄され、マスコミをにぎわせた。2007年ハリウッド近郊で飲酒運転で逮捕され(逮捕は通算4回目)、2009年には暴行で起訴されるなど、不祥事も多い。2005年初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報