精選版 日本国語大辞典 「ケラーマン」の意味・読み・例文・類語 ケラーマン ( Bernhard Kellermann ベルンハルト━ ) ドイツの作家。ドイツ民主革新文化連盟の創立に参加。代表作に、反資本主義的な未来小説「トンネル」など。(一八七九‐一九五一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケラーマン」の意味・わかりやすい解説 ケラーマンけらーまんBernhard Kellermann(1879―1951) ドイツの作家。初め画家を志したが、印象主義的小説『イェスターとリー』(1904)発表後作家の道を選び、ヨーロッパとアメリカをトンネルで結ぶ未来小説『トンネル』(1913)がベストセラーとなって世界的名声を得た。日本をはじめ広く世界を旅し、とりわけ数回にわたるソビエト旅行の体験から反資本主義的な小説を書き、戦後は東ドイツで活躍して、ナチズムを批判した小説『死の舞踏』(1948)を発表した。[早崎守俊] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケラーマン」の意味・わかりやすい解説 ケラーマンKellermann, Bernhard [生]1879.3.4. フュルト[没]1951.10.17. ポツダムドイツの小説家。機械文明化した社会を描いた反資本主義的未来小説『トンネル』 Der Tunnel (1913) は,ナチスによって禁書となる。第2次世界大戦後東ベルリンでドイツ民主革新連盟を創立した。ほかに反軍国主義的小説『11月9日』 Der neunte November (20) など。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by