コウベモグラ(読み)こうべもぐら(その他表記)Kobe mole

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コウベモグラ」の意味・わかりやすい解説

コウベモグラ
こうべもぐら / 神戸鼹鼠
Kobe mole
[学] Mogera kobeae

哺乳(ほにゅう)綱食虫目モグラ科の動物。頭胴長12.5~19センチメートル、尾長1.5~2.5センチメートル。本州中部地方より西方のおもに低地四国九州種子島(たねがしま)、屋久島(やくしま)、隠岐(おき)諸島対馬(つしま)などに分布する。

阿部 永]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「コウベモグラ」の解説

コウベモグラ
学名:Mogera wogura

種名 / コウベモグラ
科名 / モグラ科
日本固有種 / □
解説 / 1年に1頭で数百kgの土を地上におし出します。これがモグラづかとなります。寿命は3年ほどです。
体長 / 13~19cm/尾長1.5~2.7cm
体重 / 48~180g
食物 / 主にミミズ昆虫など
分布 / 本州中部以南、四国、九州など

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世界大百科事典(旧版)内のコウベモグラの言及

【モグラ(土竜)】より

…毛は柔らかく,直立して密生し,ビロードのような感触がある。体色はふつう黒色または黒褐色の暗色系だが,大型のコウベモグラなどではかなり明るくオレンジ色を帯びる。腹面には多くの種にオレンジ斑がある。…

※「コウベモグラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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