コーンフレークス(その他表記)cornflakes

翻訳|cornflakes

デジタル大辞泉 「コーンフレークス」の意味・読み・例文・類語

コーンフレークス(cornflakes)

トウモロコシひき割りを蒸気で加熱し調味して、ローラーで薄くつぶして乾燥させたもの。牛乳砂糖をかけて食べるほか菓子料理にも使われる。

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精選版 日本国語大辞典 「コーンフレークス」の意味・読み・例文・類語

コーンフレークス

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cornflakes ) トウモロコシの粉でつくった、薄い小さなせんべいのような食品。牛乳や砂糖などをかけて食べる。シリアルコーンフレーク
    1. [初出の実例]「食堂で朝食、コンフレークス、ハムエグス等」(出典:古川ロッパ日記‐昭和一一年(1936)六月一七日)

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改訂新版 世界大百科事典 「コーンフレークス」の意味・わかりやすい解説

コーンフレークス
cornflakes

トウモロコシを加工した食品。トウモロコシをひき割り,塩,砂糖,麦芽シロップを混合して加圧加熱してから乾燥し,これをロールにかけて圧扁したのちロータリーオーブンで焼きあげる。組織がもろく消化のよい食品で,芳香がある。牛乳,砂糖などをかけて朝食幼児食にするほか,ケーキ類の飾りなどにも用いられる。
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百科事典マイペディア 「コーンフレークス」の意味・わかりやすい解説

コーンフレークス

トウモロコシの加工食品。トウモロコシをあらくひき,塩,砂糖,蜜などで味つけし蒸し煮して後,乾燥し圧扁して炒(い)って作る。牛乳やクリームなどをかけ手軽な朝食や間食または幼児食とする。ビタミンミネラルなどを加えたもの,風味づけをしたものなど各種
→関連項目セリアルトウモロコシ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コーンフレークス」の意味・わかりやすい解説

コーンフレークス
corn flakes

主として朝食用のインスタント食品。直径1~2cm程度の薄いセンベイ状で,牛乳,砂糖などを掛けて供する。とうもろこしの穀粒をひき割りし,ショ糖,食塩などを含む液に漬けたのち,これを乾燥,焙焼してつくる。さらに調味料を加えて味をつけたり,ビタミン B1 ,ナイアシン,鉄分などを添加したものが多い。

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世界大百科事典(旧版)内のコーンフレークスの言及

【α米】より

…また即席めんもあり,これらはめんの中のデンプンがα化されており,めん自身に味付けしたものとスープの素を別添したものがある。さらに欧米で朝食の穀類として消費されているコーンフレークスがある。なおサンドイッチの冷凍品なども,凍結中はデンプンがβ化しないので,解凍すればすぐ食べられる一種のα化食品である。…

【セリアル】より

…本来はコムギ,オオムギ,エンバク,トウモロコシその他の穀物を指すが,現在ではその加工品でそのまま,あるいは簡単に調理して食べる食品をいうことが多い。オートミールやコーンフレークが代表的なもので,ほかにトウモロコシ,コムギ,米の膨焼品であるパフドコーン,パフドウィート,パフドライスなどもある。いずれもふつうビタミンとミネラルが強化されており,煮たり牛乳をかけるなどして食べる。【平野 雄一郎】…

※「コーンフレークス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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