ゴルナーグラート(英語表記)Gornergrat

デジタル大辞泉 「ゴルナーグラート」の意味・読み・例文・類語

ゴルナーグラート(Gornergrat)

スイス南西部、バレー州ワリスアルプス山中の標高3089メートルにある山稜さんりょう。1898年に開通した登山鉄道ツェルマットと結ばれる。モンテローザマッターホルンを望む同国屈指の展望地として知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴルナーグラート」の意味・わかりやすい解説

ゴルナーグラート
ごるなーぐらーと
Gornergrat

スイス南部、ワリス・アルプス山中にあり、氷食を免れている山稜(さんりょう)。延長8.5キロメートル。ツェルマットから登山電車で約10キロメートル、標高差で1500メートル登ると同名終着駅に着く。ここの展望台からモンテ・ローザ、マッターホルン、ゴルナー氷河の雄大な景観が楽しめる。

[前島郁雄]


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百科事典マイペディア 「ゴルナーグラート」の意味・わかりやすい解説

ゴルナーグラート[山]【ゴルナーグラート】

スイス,ゴルナー氷河(672km2)を見おろす山稜(3136m)。南南東約5kmのツェルマットから登山鉄道が通じ,モンテ・ローザマッターホルンなどのながめで有名。

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世界の観光地名がわかる事典 「ゴルナーグラート」の解説

ゴルナーグラート【ゴルナーグラート】
Gornergrat

スイスの代表的な山岳リゾート、マッターホルン観光の拠点であるツェルマット(Zermatt)を起点とする、ゴルナーグラートモンテローザ鉄道(山岳鉄道)を登り詰めた終着駅。◇この鉄道は長さはわずか9kmだが、標高1620mのツェルマットから標高3089mのゴルナーグラートまで一気に登るアプト式の鉄道である。駅舎近くに展望台があり、マッターホルンをはじめモンテローザ、リスカムなど、4000m級のスイスアルプスの山々を間近に眺めることができる。展望台にはレストランも併設されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴルナーグラート」の意味・わかりやすい解説

ゴルナーグラート
Gornergrat

スイス南部,バレー州アルプペニンの北斜面にある尾根。標高 3131m。ここから望むモンテローザ,マッターホルン,ワイスホルンなどの山々はアルプスの絶景一つ。ニコライ谷のツェルマットからアプト式鉄道で約 5km登る。

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