サイクルサッカー(英語表記)cycle-ball

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイクルサッカー」の意味・わかりやすい解説

サイクルサッカー
cycle-ball

特殊な自転車を使い,サッカーとほとんど同じルールで行なわれる球技。国際的にはサイクルボールと呼ばれる。 1930年,国際自転車競技連合の主催で初の世界選手権が行なわれた。日本では日本自転車競技連盟が 1938年に競技要綱を制定,1970年に初の全日本選手権大会が開催された。室内と戸外の2種類があり,室内は1チーム2人で,前後半7分ずつ。戸外は1チーム6人で,前後半 15分ずつで行なわれる。選手は自転車の前輪後輪を使ってドリブルシュートを行ない,ゴールにボールを入れる。手はハンドル,足はペダルから放すことはできないが,ゴールキーパーになるときは手が使える。足を地面や床につけた場合は,自陣ゴールラインに戻って出直さなければならない。

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