サギノー(読み)さぎのー(その他表記)Saginaw

デジタル大辞泉 「サギノー」の意味・読み・例文・類語

サギノー(Saginaw)

米国ミシガン州中部の都市ヒューロン湖に注ぐサギノー川沿いに位置する。19世紀初めに毛皮交易拠点となり、農産物石炭積出港として発展。自動車部品工場がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サギノー」の意味・わかりやすい解説

サギノー
さぎのー
Saginaw

アメリカ合衆国、ミシガン州中部、サギノー川に臨む都市。人口6万1799(2000)。輸入港および鉄道交通の要衝。瀝青炭(れきせいたん)、砂利材木など原料資源が豊富で水資源にも恵まれているため工業が発達し、とくに自動車車体や部品、機械、家具、薬品製造がその中心をなす。またサトウダイコン、豆類の産地でもある。1816年に交易所が開かれ、皮革交易地として発展した。その後、マツを主とした製材業にかわり、1890年までマツ製材業の中心地として繁栄した。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サギノー」の意味・わかりやすい解説

サギノー
Saginaw

アメリカ合衆国,ミシガン州中部にある都市。デトロイト北西 150km,ヒューロン湖のサギノー湾の南 24km,サギノー川遡行の終点に位置する。 1816年建設された毛皮会社の取引所を中心に集落が発展した。州東部の商業の中心地で,農産物の積出港。岩塩,石炭を産出し,自動車の部品組立て工場がある。付近テンサイ,豆類の産地である。人口6万 9512 (1990) 。

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