シクロクロス(その他表記)cyclo-cross

翻訳|cyclo-cross

共同通信ニュース用語解説 「シクロクロス」の解説

シクロクロス

自転車競技の一種目。泥や砂、草などに覆われた未舗装路と、柵や階段といった人工的な障害物を組み合わせた1周3キロ前後のコースで着順を競う。タイヤ幅は、舗装路を走る「ロードバイク」よりは太く、急峻きゅうしゅんな岩地を進む「マウンテンバイク」よりは細い。脚力とバイクコントロール技術の両方が必要となる。本場欧州では100年超の歴史を持つ人気スポーツで、秋から冬のシーズン中、プロ選手がベルギーオランダなどの各国を転戦する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シクロクロス」の意味・わかりやすい解説

シクロクロス
cyclo-cross

自転車によるクロスカントリーのレース (→モトクロス ) 。自然の地形をいかした起伏に富むコースを走るが,ところどころ競技者が降車して自転車を担がなければならない箇所もあり,軽量の専用自転車が使われる。 20世紀初頭にフランスで始まり,やがて西ヨーロッパ全域やアメリカ合衆国に広まった。 1925年に初の世界選手権大会が開催され,1950年に国際自転車競技連合 UCI公認を受けた。マススタートで開始され,全長 16~24kmのコースを通常 60~75分かけて周回し,一定時間内に走った距離を競う。コースには溝,ぬかるみ,倒木,川,階段,柵,ゲートなどの障害物があり,人工的に設置される場合もある。通常9月から3月にかけて実施され,選手にとっては冬期の厳しい気候も障害となる。コース内には予備車が用意され,サポート要員が待機する。日本へは 1986年に紹介された。

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