現代外国人名録2016 「ジェラルドカーティス」の解説
ジェラルド カーティス
Gerald L. Curtis
- 職業・肩書
- 政治学者,日本研究家 コロンビア大学政治学部教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1940年9月18日
- 出生地
- ニューヨーク市ブルックリン
- 専門
- 現代日本政治, 国際関係学, 比較政治学
- 学歴
- ニューメキシコ州立大学〔1962年〕卒,コロンビア大学大学院国際政治学専攻〔1969年〕博士課程修了
- 学位
- 政治学博士(コロンビア大学)〔1969年〕
- 勲章褒章
- 旭日重光章(日本)〔2004年〕
- 受賞
- 大平正芳記念賞(第5回)〔1989年〕「The Japanese Way of Politics(邦題・日本型政治の本質)」,国際交流基金賞〔2002年〕
- 経歴
- 1969年コロンビア大学助教授、’74年準教授を経て、’76年教授。’74〜82年、’86〜91年同大学東アジア研究所長を務めた。日米欧委員会委員、東京大学などの客員教授、「ニューズウィーク」(日本・韓国版)顧問、中日新聞本社客員としても活躍。朝日新聞フォーラム21委員も務める。’67年1月の日本の総選挙で佐藤文生自民党代議士が初当選するまでの選挙運動を密着取材し、これをまとめた論文で博士号を取得。同論文は「代議士の誕生」(’71年)として刊行され、日本社会を映すベストセラーとなった。他の著書に「日米の責任分担」「日本型政治の本質」「ポスト冷戦時代の日本」「日本の政治をどう見るか」「永田町政治の興亡」「政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年」などがあり、米国内有数の日本通として知られ、一年の半分は日本で暮らす。10代の頃からピアノを楽しみ、2010年にはジャズの大御所・渡辺貞夫と新宿ピットインで共演する。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報