じゃぶじゃぶ(読み)ジャブジャブ

デジタル大辞泉 「じゃぶじゃぶ」の意味・読み・例文・類語

じゃぶ‐じゃぶ

[副]
水をかき回したり、水につかって歩いたりするときの音や、そのさまを表す語。ざぶざぶ。「じゃぶじゃぶ(と)洗濯する」「浅瀬じゃぶじゃぶ(と)渡る」
勢いよくかけるさま。また、その音を表す語。「ソースじゃぶじゃぶ(と)かける」
金銭が大量に動くさま。「株でじゃぶじゃぶ(と)もうける」「税金じゃぶじゃぶ(と)投入する」
[類語]ざんぶざぶんどぶんざぶざぶざぶりどぼんどんぶりどんぶりこぼちゃぼちゃぽちゃぽちゃぼちゃんぽちゃんがばがばごぼごぼざあざあじゃあじゃあどうどう

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精選版 日本国語大辞典 「じゃぶじゃぶ」の意味・読み・例文・類語

じゃぶ‐じゃぶ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 勢いよく水をかきまわしたり、すすいだり、また、水中を歩いたりするときの音や様子を表わす語。ざぶざぶ。じゃぼじゃぼ。
    1. [初出の実例]「ヂャブヂャブと入り川上の方へと歩みぬ」(出典:指輪の罰(1902)〈国木田独歩〉三)
  3. しょうゆやソースなどをたっぷりかける様子を表わす語。
    1. [初出の実例]「ソースをジャブジャブかけながら」(出典:父の詫び状(1978)〈向田邦子〉昔カレー)
  4. 口の中で唱えものなどをするときの音の様子を表わす語。むにゃむにゃ。
    1. [初出の実例]「お経の文句が間違ても、じゃぶじゃぶですましておけど」(出典:滑稽本・大千世界楽屋探(1817)中)

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