20世紀西洋人名事典 「ジョージルイス」の解説
ジョージ ルイス
George Louis
1900.7.13 - 1968.12.31
米国のジャズ演奏家。
ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。
別名George Lewis Francis Zeno。
レッド・アレン等と1920年代を通じて活躍、30年代にはエバン・トーマス、キッド・ハワード、ビリー&ディー・ディー・ピアース等と活動、’32年トーマスが演奏中ステージで殺されバンドは解散。のち、ニューオリンズに戻り、波止場人夫として働く一方、ジム・ロビンソン、ローレンス・マレロ、キッド・ハワード等と演奏を続け、’42年ニューオリンズ・リバイバルの波に乗り一躍脚光を浴び、以後自己のバンドを率いて活動を続け、代表作は「ジョージ・ルイス1943〜45」など多数。
ジョージ ルイス
George Lewis
1952 -
米国のジャズ演奏家。
イリノイ州シカゴ生まれ。
12歳でレスター・ヤングのソロをトロンボーンでコピーして演奏。エール大学で哲学の学位をとるかたわら、アンソニー・デイビス6で演奏を行う。’73年プロデビュー、’76年カウント・ベイシー楽団の一員として来日。帰米後アンソニー・プラクストンと活動をともにし、また、エバン・パーカー、デレク・ペイリー、デイブ・ホランド、ギル・エバンスともに共演、ユニークな自己のアルバムも発表。代表作に「ソロ・トロンボーン」「オマージ・トゥ・チャーリー・パーカー」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報