百科事典マイペディア 「たまごっち」の意味・わかりやすい解説 たまごっち 1996年11月,ウィズが企画し,バンダイが発売した小型の液晶玩具。卵の形をした時計の中でペットを飼う,という発想のもとに考案されたもので,卵型のウォッチであるところから〈たまごっち〉と命名された。キーホルダーのように鎖で携帯する。ポケベルくらいの大きさの液晶画面の中で卵をかえして育てていくというゲームで,エサをやったり,うんちの始末をしたり,病気の治療をしたりと,本物のペットを飼うように世話をし,中断することはできない。この種の玩具としては異例の30万個生産で1980円という設定で始動したが,テスト販売が好調のため生産を100万個に変更。それでも売切れが続出する騒ぎとなった。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「たまごっち」の解説 たまごっち 一九九六年一一月にバンダイから発売されたバーチャルペット・マシンの名称。大きさはポケベルくらいで、液晶画面の中の卵をかえし育てていくという「携帯テレビゲーム」。この「たまごっち」、たかがゲームであるが、丹念に世話をしてやらないとすぐに死んでしまったり、「不良」になってしまうということで、小学生からOL、主婦までの女性を中心に大人気となった。特に、テレビゲームに関心の薄い女性層に食い込んだのは、その後のマーケティング的展開からして有意義であった。九八年には、雄と雌を交配させて子どもを作る「オスッチ」「メスッチ」など次々に新企画が生まれたが、一時の大ブームは沈静化した。ただ近年、バーチャルペットが静かなブームになっており、「たまごっち」のヒットはこのブームを加速したといえよう。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「たまごっち」の解説 たまごっち ①1996年にバンダイが発売した小型ゲーム機。またそこに登場する不思議な生き物の総称。ライセンス・キャラクターとして人気を博し、雑貨や文房具などのキャラクター商品が展開されている。②日本のテレビアニメ。放映はテレビ東京系列(2009年10月~2012年9月)。制作:OLM、OLM Digital。①をモチーフとする。2012年9月より『たまごっち!ゆめキラドリーム』に改題、2013年8月まで放映された。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by