ちゃくい(読み)チャクイ

デジタル大辞泉 「ちゃくい」の意味・読み・例文・類語

ちゃく・い

[形]こすい。ずるい。
「泉は―・いぜ…下読みなんぞした事はないんだとさ」〈芥川・父〉
[類語]ずるいこすいこすっからいあくどい狡猾ずる賢い小賢しい賢しい賢しら悪賢い老獪海千山千抜け目が無い要領がいい陋劣ろうれつよこしまさがない腹黒い腹汚い悪賢い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちゃくい」の意味・読み・例文・類語

ちゃく・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 狡猾(こうかつ)である。ずるい。こすい。
    1. [初出の実例]「泉はちゃくいぜ」(出典:父(1916)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android