静岡県の新民謡。1926年(大正15)静岡電気鉄道(現静岡鉄道)が清水市(現静岡市)に仮開園させた狐ヶ崎(きつねがさき)遊園地(1927本開園)の人工温泉の翠紅園(すいこうえん)で、観光客のお座敷唄(うた)として聞かせる新民謡としてつくられたものである。作詞は北原白秋(はくしゅう)、作曲は町田嘉章(かしょう)(のち佳聲(かしょう))で、詞ができあがったのは27年12月15日で、30番まであった。節付けされたのは翌年の秋で、両人によって静岡芸者に指導が行われた。しかし流行をみたのは、昭和30年代に入って市丸がレコード化してからである。なお、狐ヶ崎遊園地は67年(昭和42)閉園。68年、同所に狐ヶ崎ヤングランドが開業したが、93年(平成5)遊園部門は廃止された。
[竹内 勉]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...